2005年6月18日(土)に、地歴部のOB会であるよもぎ会主催の講演会が麻布学園・小視聴覚室にて行われました。
よもぎ会では、海外経験の豊富な会員の方を講師にお迎えして、その体験談をお話いただく講演会を毎年1回開催しています。学校に会場を提供していただき、会員、現役の地歴部員のみならず地歴部以外の在校生のみなさんにも開放しています。
3回目を迎えた本年は、講師に1971(S46)年卒で、現在東京大学文学部助教授として朝鮮半島の考古学を専門に研究をしていらっしゃる早乙女雅博さんをお迎えしました。講演は、「ピョンヤン・高句麗壁画古墳への旅」と題して、昨年早乙女さんが行われた北朝鮮における遺跡調査についてお話いただきました。
講演では、ピョンヤン周辺に位置する4〜7世紀の高句麗王朝期の古墳群における壁画の調査の最新の状況を、スライド写真をふんだんにまじえて視覚的にわかりやすく説明していただきました。古墳の内部の壁面には青龍、白虎、朱雀、玄武の四神などが美しい彩色で描かれており、世界遺産にも登録されているそうです。重い撮影機材を抱えての調査中の苦労話から、ピョンヤンにおけるホテル生活の裏話まで、普通では聞く機会のない話ばかりでした。
講演会には、OBと現役生の諸君も含めて40名ほどが集まり、大変な盛況でした。講演は1時間半ほどでしたが、それに対して活発な質疑応答が行われ、予定時間を大幅に超過してしまうほどでした。また、講演の前後には、現役生から昨年度の文化祭展示および活動の現況についての報告やOBと現役生との懇談会も行われ、全体としてとても充実した会となりました。
よもぎ会では、この講演会を今後も年1回のペースで開催していきたいと考えております。最後になりましたが、この場を借りて、会場設営にご協力いただいた顧問の佐藤先生および現役生の諸君に御礼申しあげます。どうもありがとうございました。(坪井祐司)
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| スライド写真を駆使しながら熱弁をふるう講師の早乙女さん | 現役生とOBとの交流も会の眼目のひとつです |
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