2000年度中学入学式

 2000年度中学入学式は、4月8日、午前10時より312名の新入生とその保護者を集めて、本校講堂において行われた。会場には、両親、弟、妹、さらには祖父母まで出席した人も多数いて1階席だけでなく2階席まで埋まるほどの盛況であった。
 校長式辞では、根岸校長は、いつも新中学1年生に一人前の大人として、『諸君!』と呼びかける。
『麻布学園のかかげる、自主自立の精神とは、人の言うことを鵜呑みにすることではなく、自分の目で見、自分の頭で考えて判断し、行動する精神です。物事の本質を冷静に見極める確かな目を持つことは、大変難しいことです。
そこから得た判断や確信したことを、行動を持って示すことは、さらに勇気のいることです。しかし、「知るだけでは充分ではない、われわれはそれを適用しなければならない。」ということです。諸君の人生の「原点」となる6年間の学園生活の中で、こうした態度を身につけてほしい。』と説いた。
 さらに、『諸君は、ひとりひとり異なった個性を持った一個の人間です。《異なっていることこそ、人間の自然の姿であり、正常な状態なのだ》と、お互いに認め合い、他を思いやる心を持つことが、友人を作り、学園生活を充実させて送る原点であり、さらに地球上のそれぞれの社会に異なった文化を持って生きる人々とつながっていく原点でもあると思います。』と異質なものを認め合うことの大切さを説き、『諸君の今の輝きを持って、学園に元気を横溢させ、ひとりひとりがそれぞれに個性ある花を咲かせることを願って』結びとした。

 続いて、文化祭実行委員長の高校2年、須賀喬巳君が歓迎の挨拶をした。
壇上にずらりと並んだ文化祭実行委員会の生徒達とともに、いつも行われるパフォーマンスで現れ、上半身裸の体に「いいんちょー」と赤マジックで書き、奇抜な髪型をした須賀君は、「麻布は自由な学校といわれているが、こんな大変なことはない。君たちがこれから麻布で何を考え、何をするか、誰も教えてくれない。先生も先輩も両親も教えてくれない。自分で考え、獲得するしかない!」と、新入生達に説いた。

 この後、例年の通り、管弦楽部の演奏と、文化祭実行委員・各運動部の部員による「校歌」「応援歌」の斉唱とを聴き、式は終了した。力強く華やかな演奏と、斉唱に新入生、保護者は改めて麻布に入学した喜びをかみしめていた。

 式の後、満開の桜の咲きそろう中庭で、全員の集合写真と、クラスごとの写真を撮影し、それぞれのクラスに入って担任の教員の話を聞き、書類を受け取った。例年のことであるが、5kg以上にもなる校史「麻布学園の100年」も渡され、小さな体に重そうなリュックを背負って帰る姿が見受けられた。

校長式辞

文化祭実行委員長の挨拶

校歌・応援歌の斉唱・演奏

全員写真(中庭にて)

クラス写真

教室風景

 

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