家庭科03年度、夏休み体験学習

家庭科では、普段の授業と別に夏休みに体験学習の課題を課している。全部で17のプログラムを用意して、高1の生徒がその中から1つ以上選んで体験し、それについてレポートを提出する。中には複数のプログラムを選択して、がんばる生徒もいる。
これとは別に、生徒がそれぞれの家庭で、夕食に家族のための食事を作り、その写真を撮って、家族のコメントをつけて提出することも同時に課題となっている。これは、「論集」に写真付きで毎年掲載されている。

 体験学習課題は、知的障害者の作業所、特別養護老人ホームのお手伝い、お向かいの愛育病院の保健相談室での乳幼児の世話、車いす体験、川の自然探索と汚染の実態を実地に歩いて知る、有機農業を行っている農場見学と農作業体験、法律講座、エコクッキング実践教室、などなど多彩なプログラムである。今回そのいくつかを、写真で紹介する。(写真をクリックすると、大きくなります。)

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特別養護老人ホーム「麻布ベル」にて お年寄りのリハビリなどのお世話をする。 障害者のための西麻布作業所にて。線香を包んで箱に入れる仕事を一緒にする。ここではほかにパンを焼いて、会社などに卸している。仕事をしながら傷害の人と仲良くなる。
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横浜にある、障害者地域作業所、「シャロームの家」にて。横浜のドヤ街、寿町に孤独に住む障害者に仕事を提供して、一緒に家族のようなつながりを深める。キリスト教元神父原木氏が設立した。 お菓子の箱を折って完成させる。生徒は手前と奥の2名が今日は作業を手伝う。
寿町の見学もプログラムの一つになっている。
シャローム第3作業所にて、後ろ姿の人が、所長の原木さん。

車いす体験 

8月のある日、学校から車いすに乗って生徒たちが町に出た。一人は車いすに座り、一人は介助者として車いすを押す。障害のある人の目線で、町を見る。あるいは車いすの人を介助することの難しさを知る体験プログラムである。

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校門から一斉に道路へ。 横断歩道を渡る。高1の学年主任の教員も参加。 都立図書館の前で、段差を上がったり下がったりする練習をする。
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ナショナルスーパーマーケットにて、車いすで買い物。人々の視線を意識する。 学校に帰って、トイレで障害者を助けるにはどうしたらよいか、指導を受ける。 麻布は、車いすで1階の教室に上がるのも大変。3段も段差がある!

相原農場にて

ここは、取材班が行けなかったので、参加した生徒、竹谷君(高1−7)の写真を借りた。以下の説明も、彼のレポートから引用させてもらった。感謝!
ここはもう20年間も有機農法を行っている。水田では、合鴨農法を行っている。合鴨は、稲につく害虫や、雑草を食べてくれるばかりでなく、水田の中を彼らが動き回ることにより土をかき混ぜて水の中に空気を入れてくれるので稲の生育がよいとのことである。

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左:堆肥のかき混ぜ作業。堆肥は発酵で60゚Cぐらいに温度が上がり、湯気が出ていた。/中:収穫した新鮮なキュウリ/右:合鴨を抱いて。合鴨君はトマトを食べている。 生徒のために、キュウリの収穫をのばして、キュウリつみをさせてくれた。青々と元気よく育ったキュウリの苗!

 

法律講座

電話などで勧誘する悪徳商法、ネズミ講、マルチ商法、あるいはインターネットを使った、クレジットカードによる詐欺商法など、学生、若者でもだまされるこの手の商法などについて、東京弁護士会からボランティアでこられた弁護士さんによる講演を聴く。

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ビデオを見た後、悪徳商法についての話。 4人の生徒が、寸劇でマルチ商法の怖さを熱演。