ミニ博物館−5−

 今回は理科だけではなく、数学科も参加しました。

沖縄の“星の砂”。顕微鏡でのぞくとこんな形をしている。有孔虫という単細胞生物の殻である。
葉から直接増殖するコダカラベンケイソウ。さらにこのベンケイソウには“孫”まで。右の写真をクリックすると拡大写真になります。
変わりゴマ。回すと逆回りをするように見えたり、場所によって回転の向きが違うように見えたり、色がないのに色がついて見えたりというコマ。
不思議な物体ミーバ。丸めるとボールみたいによく弾む(弾性的性質)、ゆっくりのばすとどこまでものびる(塑性的性質)、でも急に引っ張るとぷつんとちぎれる(破壊)。つまり、ゆっくりと加わる力に対しては液体的な性質を示し、急に加わる力に対しては固体的な性質を示す。このようなものを「粘弾性」という。

地層が褶曲したり、またその岩石が壊れて(断層が動いて)地震が起きたり、マントルが流れたり(プルーム)することは、岩石の粘弾性の現れである。


氷河も、氷が固体のまま流れているのである。

左はふつうの浮沈子。ペットボトルを押すと中の金魚が沈む。右は逆浮沈子、容器を押すと金魚が浮かんでくる。
昔懐かしい平和鳥。アインシュタインも動く原理がわからなかったという伝説がある。もっとも、アインシュタインの来日は1922年、平和鳥は1949年誕生なので、アインシュタインが日本で平和鳥を見た可能性はない。
支えがない地球儀が浮いている。みんなが不思議がっている。バランスが微妙なので、ちょっと風が吹くとすぐに落ちてしまう。
ガリレオ式温度計。温度による液体の密度の変化で温度を測る。温度が上がると容器の中の液体の密度が小さくなるが、中の球の体積・重さは変わらないので、中の球が上下する。

18℃〜26℃の範囲でしか測ることができないのが難点?
折り紙のコマ。息を吹きかけると回り出す。数学科からの出品。
こちらはバネのように伸び縮みをする折り紙。数学科の出品。バクテリアファージT4の鞘に借用。
マントルプルームのモデル。プルームには地球のマントル深部からわき上がるホットプルーム、またマントル上部から沈み込むコールドプルームがある。容器の上の部分の気泡が、ホットプルームの形をよく再現している。

最近では、こうしたプルームが大陸の移動、造山活動・大規模な火山活動、さらには地球の環境そのものに大きな影響を及ぼしていると考えられている。

クラインの壺(瓶)。裏表のない“メビウスの帯”の3次元版。つまり“内”と“外”がない容器(?)。

ほんとうは、メビウスの帯が3次元的にひねってできるように、クラインの壺も4次元的にねじらなくてはならないのだが…

さしてあるのはおまけ。猫の手やカニの爪はボールペン。授業中に寝ている生徒をひっかいたり、挟んだりする?

右の写真をクリックすると、小さいクラインの壺の拡大写真。

ロッカーの側面を利用して、DNAの鎖の部分の模型を貼り付けた。
モウセンゴケの花の茎にアブラムシが発生。食べ過ぎたのか、その後モウセンゴケは元気をなくした。右の写真をクリックすると拡大写真。
ブタの胎児。へその緒からの血液は赤(動脈)と青(静脈)に染色している。
心臓模型。ポンプを押すと中の血液が流れる。きちんと心房、心室に分かれていて、血液も肺静脈→左心房→左心室→大動脈→大静脈→右心房→右心室→肺動脈と循環する。また、逆流しないように“弁”もついている。右下見えるポンプは、左心室につながっていて、このポンプがこの模型の“心臓”。