僕らの見た長崎 港区平和青年団報告会

 2月29日(日)、港区平和青年団の報告会が開かれました。これは、「平和都市宣言」をしている港区が、毎年区内の高校1年生から選抜した「港区平和青年団」を原爆の被爆地、広島や長崎に派遣し、戦争と平和の問題を考え、学ぶプロジェクトです。

 第19回目の今年は、麻布高校1年の明間俊宏君と、石倉百典君が青年団に選ばれ、同じく選ばれた芝高校、中央高等学院、都立竹早高校、都立芝商業高校の5名と共に事前研修、長崎訪問、事後研修など様々な活動を行いました。

 7人の高校生は、長崎を訪問する前に、慶応大学公開講座 富田教授の「現在の緊迫する国際情勢の話 緊迫化する国際情勢の読み方」の受講、前年度団員からの話を聞く、長崎原爆実写や戦前の日本のニュース映画の映像を見たり、川崎市平和館の見学など盛りだくさんの事前研修を行いました。

 そして8月7、8、9日に長崎を訪問、今なお残る被爆跡や、原爆資料館、原爆死没者追悼平和祈念館などを見学すると共に、被爆者からの話を聞いたり、二人の若い長崎平和大使との交流、青少年ピースフォーラムで日本全国から集まった小中高校生の前で、「私たちの平和宣言」を発表しました。原爆投下の日、9日には犠牲者慰霊平和祈念式典に参列しました。

 長崎訪問後も、引き上げられた北朝鮮の工作船の見学で、現在の緊迫した日朝問題を肌で感じるなど、事後研修も行いました。

 報告会は、このプロジェクトの総仕上げといえるものです会場にはそれぞれの高校の友人たち、昨年の平和青年団の先輩たち、父母や主催の港区の関係者などが集まって報告に聞き入りました。彼らは、こもごもそれぞれ行われた研修、長崎訪問についての報告と、そのとき感じたことを話し、いままでの日常生活では得られない貴重な体験をしたこと、これからも戦争と平和のことについて真剣に考えていきたいと語りました。

  何よりも、学校の違う7人の高校生たちは、これらの活動を通じてかたい友情を育んだようです。

港区平和青年団員7名の紹介 報告する石倉君
長崎平和大使の活動を紹介する明間君 この活動を通じて何を得たか、感じたか二人で発表する明間、石倉君
僕らの平和宣言:僕らの中にある自己中を脱しよう フィナーレ 会場に来ていただいた人たちへ感謝