今年は、1954年(昭和29年)10月8日の相模湖遭難50周年に当たり、10月10日(日)現地相模湖で、50周年記念会を開いた。
会には、ご遺族、昭和34年卒の同期の方々、麻布学園理事、教員35名が出席した。
まず、相模湖ピクニックランド内にある慰霊碑に詣で、50年前にあまりにも若くしてなくなられた「22童尊」の御霊に一人一人お花を捧げた。そして、氷上校長が追悼の言葉を述べた。
このあと、近くの正覚寺をお借りして、午餐の会を行った。田中理事長の挨拶のあと、亡くなられた方々のお兄様、妹様、弟様の方々からのお話があった。当時の生々しいご経験を語り、もう亡くなられた父母の方々がどんなに悲しんでおられたのか語られ、涙を新たにした。
また、同期の方々がこもごも、当時の状況、そして自分たちの今を語られた。50年という歳月、紅顔の少年たちもすでに初老の年代になっておられるが、「亡くなられた友人は、思い出せばいつも当時のままの中学2年生」で、「当時、君たちの分まで立派に生きていきたい、と誓ったがどれほどのことができたか。」と語られた。一緒に船に乗り水の中に放り出されて、助かった方もおられた。
正覚寺の元住職山田亮因師(当時、事件の発生と同時に駆けつけられ、救出活動、遺族の世話などして頂いた。)も、95歳と思えぬしっかりした言葉で、当時の状況と、このお寺との関係を話された。
最後に、氷上校長が「相模湖遭難事件は、麻布学園自身の責任もあり、学園としては何年経っても忘れてはいけないことと思っている。50年という区切りということでこのような会を催したが、これからも毎年10月になるたびに亡くなられた方々を追悼し、われわれ教員、生徒たちにとっての戒めとして、語り伝えていきたい」と挨拶し会を終えた。
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| 氷上校長より追悼の言葉 | 慰霊碑にお花を捧げる遺族の方々 |
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| 記念写真 | 正覚寺にて、田中理事長挨拶 |
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| 山田亮因師挨拶 | 亡くなられた友人のことを語られる同期の方々 |
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