進路指導部主催の進路ガイダンス(第1回、文化系向け)が、11月4日(土)午後1時30分より、およそ2時間に渡って行われました。お招きした講師の方々は以下の通りでした。
岩島 秀樹氏(49年卒)(弁護士)
大学を卒業後、10年ほど建設業界におられました。その後司法試験に合格され、現在「みらい総合法律事務所」のパートナー弁護士として、建築・不動産事件、破産事件、刑事事件など幅広い分野で業務を行っておられます。
野村 護氏(58年卒)(警察)
警察庁に入庁され、多くの県警で捜査課長などを勤められ、現在は法務省に出向しておられます。
花岡 克典氏(62年卒)(公認会計士)
監査法人で様々な会社や官庁の業務の健全さを、会計の面からチェックされています。日本と米国の法律の相違を勉強するために留学もされていました。経済のインフラを支えるための、情報の質を保証する仕事をされています。
![]() |
![]() |
| 大盛況だった小視聴覚室 | 岩島 秀樹氏 |
![]() |
![]() |
| 野村 護氏 | 花岡 克典氏 |
講師の方々のお話は、麻布在学中どのように過ごしたか、その中で将来についてどのように考えていたか、現在の職業を選ぶに至った経緯、その仕事の内容などに及び、わかりやすく具体的で参加した後に集めたアンケートでも大概好評でした。
当日の参加者は高1、2生を中心に130名をこえ、小視聴覚室から人があふれるほどの大盛会でした。生徒諸君が自分の進路についていかに真剣に考えているかがうかがえ頼もしい限りです。
今年度の進路ガイダンス第二回目は(11月18日)、次の三氏を講師にむかえて、小視聴覚室で開催された。
吾妻光良氏(昭和四九年卒)
日本テレビ技術局音声部所属。現在はテクニカル・マネージャー。一貫して「音」にこだわってきたとのこと。軽妙な語り口とともに、担当した音楽関係のテレビ番組のビデオを上映して好評だった。
嶋田晋氏(昭和五〇年卒)
中京大学助教授。研究テーマは人工知能。最近はロボットにサッカーをさせる試みにも関わっているとのこと。共著書に『ウルトラマン研究序説』などがある。理学部数学科から工学部への転部、ベンチャー企業での試みから大学教員への転身など、生徒の「進路」に関する固定観念を揺さぶる話で好評だった。
山西恒義氏(昭和五一年卒)
海洋科学技術センター、深海地球ドリリング計画推進準備室長代理。マントルに向かって海底に坑を掘る計画に携わっているとのこと。様々なパンフレットを使っての説明に、生徒は目を輝かせていた。
三氏とも、麻布時代・大学時代の失敗や挫折を通して、現在に至るまでを語ったが、生徒たちは、笑いながらも、一本筋の通った先輩たちの話に大きく頷いていたのが印象的だった。
![]() |
![]() |
| 今回も大盛況の小視聴覚室 | 自分で制作した番組を解説する吾妻氏 |
![]() |
![]() |
| 島田晋氏 | 山西恒義氏 |
当日は、日弁連主催の模擬裁判やPTA主催のファミリーコンサートに参加する生徒も多く、参加者が少なくなるのではないかと懸念したが、前回同様席に座れない生徒もでるほど(約120人)であった。単に「大学受験」ではなく「人生」あるいは「仕事」をテーマとした進路ガイダンスは概ね好評のようで進路指導部としても意を強くした。
進路指導部
![]()