武部氏講演会(図書館ブックフェア)

 1月18日(土)午後1時より小視聴覚教室において、本校卒業生(1975年卒)の武部聡志さんを講師として迎え、ブックフェアー・“音(おと)”の講演会が開催されました。

 講師の武部聡志さんは、音楽プロデューサーとして音楽業界の第一線で活躍されており、1983年から松任谷由実のコンサートツアーの音楽監督を担当なさったり、最近では一青窈のプロデュースのお仕事したりしていらっしゃいます。また、(株)ハーフトーンミュージック&システムズ代表取締役であるとともに、日本工学院専門学校にて音楽・音響系学科総合プロデューサーも務めていらっしゃいます。

 当日は、音楽プロデューサーとは何かからお話が始まりました。最近プロデュースされた一青窈の曲「もらい泣き」を例として、一人の歌手をプロデュースして曲ができるまでを説明していただきました。また、松たか子の曲が、武部さんとのやりとりの中でできあがる過程を実際に音を示して聞かせていただいたりなどして、大変貴重なお話を伺うことができました。

 武部さんの在学当時のお話では、勉強よりもバンド活動などに熱中していた体験談や、音楽に没頭する武部さんが武神先生に「(音楽を)続けろよ」と言われたことばが、進路選択にかかわって自分を勇気づけるものとなったというエピソードが披露されました。自分の好きなことに熱中できた麻布時代は、武部さんにとって貴重な時間だったとのことでした。そして、武部さんは、自分の好きなことを見つけて、それを継続することの大切さを、生徒たちへのメッセージとして送られ、それは生徒諸君によく伝わったことと思います。

 後半には、質疑応答が行われました。軽音楽部に所属する生徒などや、父母や教員からの質問、時には進路相談のような質問にも丁寧かつ率直に答えていただき、約2時間にわたった楽しく有意義な講演会を終了しました。終了後も、何人かの生徒は武部さんにいろいろと質問や相談をしていました。

講演する武部氏(小視聴覚室) 講演後、生徒の質問を受ける。