【分子生物学基礎実験】 

 学期中は生物実験室で、遺伝子組換え、電気泳動などの実験を行いました。写真は、採点期間に、東京大学・総合文化研究科・生命環境科学系の豊島研究室に20名全員で見学に行ったときの様子です。5人ずつ4班に分かれ、ナノメートル(1mの10の9乗分の1)の世界をみる顕微鏡を見せてもらったり、ラボの様子を見学させてもらったりしました。また、麻布の卒業生で豊島研に在籍している山口さんの研究発表を聴き、最後に豊島先生、山口さんを囲み学食でランチ。刺激のある充実した一日になりました。 最先端の研究を高校生にわかる言葉で、ユーモアを交えて説明してくださった研究室の皆様に感謝いたします。       

全反射顕微鏡 レーザーを出す光源、カメラ、顕微鏡を組合せ自作しているそうです。 全反射顕微鏡で見える画像をコンピュータで取り込み、解析しています。
電子顕微鏡。実際に一人ずつ操作もさせてもらいました。 タンパク質1分子が3次元的にどう動くのかを解析できる顕微鏡の説明を聞く。これも自作の装置ですが、日本に2-3セットしかないそうです。
ラボの実験机。雑然と見えますが、どこに何をおいたかはきちんと把握してあるそうです。 研究室にある炊飯器でご飯も炊いています。朝10時頃から12時間越えで研究室にいることが多いそうです。
 
山口さんの研究発表を聴く。修士2年生なのですが、先日アメリカで行われた学会で発表したそうです。豊島先生に麻布生は「寝ないで難しい発表をよく聴いていてえらい」とほめていただきました。  

 

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