新聞委員会

新聞委員会通年テーマ:再考・麻布の自由
新聞委員会では『再考・麻布の自由』と題しまして、生徒自治について考える企画を通年テーマと致しました。

 

「麻布PTA新聞」第3号作成を終えて

 最初に、新聞3号の内容を簡単にご紹介いたします。

 1面2面は卒業特集としまして、氷上先生の式辞、PTA会長のご祝辞高3ご担任の先生方からの「贈る言葉」、高3生徒さんの「卒業によせて」です。3面は、通年を通しての特集「麻布の自由再考」としまして、氷上先生単独インタビュー、「氷上先生の考える麻布の自由」と「麻布ファミリーコンサート」の取材記事を掲載致しました。4面は、国際交流の記事、退任の先生方のご寄稿、その他の記事です。

 今回3号作成メンバーは5人でした。主に3学期に入ってからが作成時期となりましたが、その時間を振り返りますと、とても濃い時間を過ごせたなあと感慨深いです。 その理由は、大きく2つあります。

 ひとつ目は、PTA新聞委員でなければできなかった経験をさせて頂けたからです。ファミリーコンサートの取材、卒業式の取材、国際交流行事の取材、そして、とりわけ今年ご退任された氷上先生の単独インタビューは、これからの私共の宝となる経験でした。

 もう一つは、まるで学生の文化祭準備のような和気あいあいとした協働作業です。それぞれが仕事を持っておりましたので、自由に集まることはできませんでしたが、メール・電話、・クラウドを駆使しながら、そして、大切な時には都合を縫って集まり、初めてのことに苦労しながらも和気あいあいと作業が進みました。

 しろうとのPTA新聞ですから、そんなに凝る必要もないので、自分達ができることまでと線を引きながらも、「どうぜ作成するのならば、楽しく、かつ納得するものを」という思いがメンバー全員の共通した思いだったと感じています。

 文化祭の準備に忙しくしている息子たちの気持ちが少し理解できたかもしれません。

 配布時期が4月に入ってからなので、記事に少し時差もございますが、氷上先生のインタビューをはじめ、先生方や生徒さん、保護者の方の寄稿文は大変読み応えがございますので、どうぞご覧くださいませ。


 

「麻布PTA新聞」第2号作成を終えて

 2012年12月19日、PTA新聞第2号が発行されました。2号には、夏休みから11月までの出来事が掲載されています。運動会、学年行事や国際交流など例年通りの記事かもしれませんが、7人の担当者で話し合い、今までにない視点や新しい内容を少しでも盛り込めるよう努力しました。

 パソコンからスマートフォン、タブレットへと、情報化が恐ろしいほどの速度で進む現在、学校の様子はホームページですぐに知ることができます。それなら、PTA新聞は不要でしょうか。そんなことはありません。生徒や先生方の、飾らない個性豊かな文章を気軽に読めるのは、新聞だけです。また、ホームページは常に新しいもの、新しいものへと関心が移っていきますが、紙に残る新聞は記録としての要素も持っています。親も子も、麻布を卒業して何年も経った時に、物入れの奥に隠れていたボロボロの古新聞を取り出して読むのは、結構幸せなことではないかと思います。私も、正直、今までの新聞はかなり処分してしまいましたが、これからは作り手の努力がつまった新聞を取っておき、何十年か後の楽しみとしたいと思っています。

 若干ですが、まだ2号の在庫があります。手元に2号がない保護者の方でご希望がございましたら、クラスのPTA役員の方を通じて新聞委員会にお伝えいただければと思います。

 

「麻布PTA新聞」第1号作成を終えて

 本年度は文化祭開催が早かったこともあり、役員決めのその日から、打ち合わせを致しました。前年度委員からの正式な引継ぎ前のスタートです。右も左も判らないまま、1号班の試行錯誤が始まりました。「文化祭の記事も書けた。紙面割もできた。さあ、頑張ろう!」というタイミングで、2,3,4面全ての変更が決まりました。時間との戦いで、1号班5名全員で全ての記事を担当するという事態に突入。メンバーは、精一杯頑張ったかと思います。1号の目玉は、3面から4面に続く座談会記事です。目を通していただき、何かを考えるきっかけとなれば嬉しく思います。また、出席下さった方々には、改めて御礼申し上げます。

 ご寄稿下さった皆さま、取材にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。加えて、「生徒の活躍アンケート」に各部活動顧問の先生方にご協力いただいたにもかかわらず、スペースを確保できなかった事をお詫びいたします。掲載を楽しみにしていた生徒もいらっしゃったのではないでしょうか。本当に申し訳ない事でした。

 編集を終え、麻布というたくさんの可能性を秘めた空間にいる幸せを感じました。何よりも、取材を通じた多くの出会いと、チームメンバーに感謝致します。

委員会の様子
新聞委員会の構成、担当教員と各学年3名の委員、計19名で活動しています。
資料
集めた資料の一端。生徒発行のプリントは、中学生が頼りでした。
第1校
まだ、すかすかです。原稿依頼の回収もままならず、何より3面の座談会はスケジュールがタイトで、間に合うかどうか、不安がよぎりました。
最終校正の様子
誤字脱字のチェックの他、4面をとおして仮名遣いが統一されているか、表現が判りづらい個所はないかなど、校正は多岐にわたります。
もちろん、字体や色遣い、写真に不具合はないかは重要です。最終校正では、2号,3号の担当者の手も(目?)お借りしました。

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