第4回よもぎ会講演会「府中・国分寺巡検」

  2006年6月18日(日)に、地歴部のOB会であるよもぎ会主催の講演会が行われました。

 よもぎ会では、学識・経験の豊富な会員の方を講師にお迎えして、その体験談をお話しいただく講演会を毎年1回開催しています。 

 4回目を迎えた本年は、講師に駒澤大学名誉教授の中島義一さん(昭和19年卒)をお迎えし、「府中・国分寺の歴史地理」と題して講演会を挙行致しました。例年ならば学校の教室をお借りするのですが、今回は教室を飛び出し「巡検」という趣向で、府中・国分寺の名所旧跡を実地に見学しながらお話をうかがいました。

 講演では府中駅に集合した後、武蔵の総鎮守である大國魂神社を振り出しにして、高札場跡や武蔵国分尼寺跡、及び武蔵国分僧寺の遺構、鉄道学園跡地に再現された旧東山道武蔵路の遺構など、周辺の様々な旧跡を巡りながら国分寺方面へと移動していきました。講師の中島さんは体調の事もあり午前中のみで早退されましたが、その後も、今回座長を務めていただいた東京大学助教授の早乙女雅博さん(昭和46年卒)の解説を交えてつつがなく進行し、予定通りの内容を無事終了することができました。

  今回の講演会には、「旧跡めぐり」とはまた違った「フィールドワーク」としての魅力がありました。参加者の方々も大いに有意義な時間を過ごされたのではないかと思います。

 今回の参加者は、OBと現役生の諸君あわせて30名ほどで、予想以上に多くの方のご参加をいただきました。当日は生憎の雨天ということもあって、一時雨宿りを強いられるような場面もありましたが、事故や遅延等もなく、無事に巡検を終える事ができました。

よもぎ会では、この講演会を今後も年1回のペースで開催していきたいと考えております。

最後になりましたが、今回の巡検におきまして多人数での見学を快く受け入れ、また資料を提供してくださった各施設の方々に御礼申し上げます。(佐々木遊・仁野直樹)

集合写真(大国魂神社にて) 中央が講師の中島さん
府中廃線跡。現在は道路になっています 高安寺山門「脱衣婆」像前
国分尼寺金堂の版築跡。中央が早乙女さん 国分寺模型を前にして詳しく解説