第6回よもぎ会講演会「地図・都市・ツーリズム(地理学者の眼からみた都市景観の比較−世界と日本)」

 2008年6月21日(土)に、地歴部のOB会であるよもぎ会主催の講演会が麻布学園・小視聴覚室にて行われました。

 よもぎ会では毎回様々な分野で活躍される同窓生を講師に迎え、体験談をお話いただく講演会を開催しており、今年で早、6回目となりました。学校に会場を提供していただき、会員、現役の地歴部員のみならず地歴部以外の在校生にも開放しています。

 6回目を迎えた本年は、講師に1958(S33)年卒で、現在流通経済大学経済学部教授として地理や都市を専門に研究をしていらっしゃる寺阪昭信さんをお迎えしました。講演は、「地図・都市・ツーリズム(地理学者の眼からみた都市景観の比較−世界と日本)」と題して、寺阪さんがこれまで行ってこられた国内外での調査活動の成果についてお話いただきました。

 講演では、麻布周辺の地図、地形のお話から始まり、続いて寺阪さんが実際に訪問・調査されたシリアのアッレポやイスタンブール、モロッコのマラケシュ、パリ、ローマ、バルセロナなど世界中の都市の景観や構造、特にバザールや市場といった商業的な部分についてわかりやすく説明していただきました。最後に再び日本に戻り、日本の歴史的建造物の保存について、その分野で先進的なフランスのマルロー法を紹介しながら、課題と展望についてお話いただき、90分を超える時間があっという間に感じられた世界一周の旅が終わりました。

 講演会には、OB、現役生含めて40名ほどが集まり、大変な盛況でした。講演はもちろんのこと、その後の質疑応答も活発に行われ、予定時間を大幅に超過してしまうほどでした。講演の後には、現役生から今年度の文化祭展示および現在の地歴部の活動についての報告も行われ、全体としてとても充実した会となりました。

 よもぎ会では、今後も年1回のペースで講演会を開催していきたいと考えております。最後になりましたが、この場を借りて、会場準備・設営にご協力いただいた顧問の佐藤先生、原先生および現役生に御礼申しあげます。どうもありがとうございました。