芸術
芸術科では豊かな感性、感覚と自己表現の能力を育てるために、高度な芸術教育を展開しています。日本画、油画、彫刻、工芸、声楽、器楽、作曲、書道を、専門の教諭から学ぶことができます。中学では、音楽、美術、書写が必修の科目としてあり、高校1、2年では、音楽・美術・工芸・書道の4科目から、2年続けての選択必修となっています。
音楽
音楽では、中学入学後、まず始めに校歌と応援歌を習います。その後は、童謡、民謡などの他、外国歌曲を原語で歌唱します。同時に、楽典、音楽理論、音楽史を学びながら、邦楽や様々な国の音楽を鑑賞します。器楽では中学・高校を通じてリコーダーを使用します。
書写・書道
書写では、漢字・仮名の成立と変遷を確認した上で、楷書・行書・仮名の特徴とその書き方を毛筆・硬筆によって学習します。書道では、漢字の全ての書体と仮名について中国・日本の古典に学び、それを創作へと発展させていきます。また篆刻・刻字なども学習します。
工芸
工芸授業では、表現力、創造力を育み、美しさを求め、生活と造形のかかわりを考えます。伝統的素材から新素材までの多くの素材に触れ、創造性豊かで実用性も兼ね備えた創作を試みます。高校1、2年では2年連続での選択必修となり、高校3年は希望者のみの自由選択履修ができます。
美術
中学では、さまざまな表現手法を体験することで、美術文化への興味と理解を深め、豊かな情操を養うことを目標としています。高校では、生徒の思考性を重視し、より専門的な創作活動を試みています。また、例年高校3年においても選択履修科目として開講されています。